★(1年前…)2021年8月13日の夢叶は、『椿屋のビーフカレーが美味しい!』でした。
3年ぶりに新型コロナウイルス禍に伴う行動制限がない中で迎えたお盆休みの週末だが、台風8号が関東地方に接近していた。
観光客の増加を期待していた行楽地ではキャンセルが相次ぎまたしても悲鳴が…。
景気の良い話が長続きしない今日この頃、吾輩は大好きなブログでリフレッシュしました。
★『人格を持たせてのリアリティから導かれた答えを知る夢叶なのだ!?』
吾輩はサザエさんが好きだ。
サザエさんを見ていると心がポカポカしてくる。
サザエさんの魅力は何と言っても登場人物が魅力的なこと。
共通していることは心が暖かいこと。
吾輩が大好きな『日々平安part2』。
奇しくもサザエさんのことが記述されていた。
■人格を持たせてのリアリティ(2022.05.31)
昔の人はよく擬人名を使っていた。スリムな人は骨皮筋右衛門(ほねかわすじえもん)、怒りん坊な人は小言幸兵衛という感じに・・である。
人の特徴や性質を人の名前のように表現する方法であった。今、ほとんど使われていないのは、“なんとかハラスメント”になってしまうからなのだろうか。
最近、高知新聞のコラム記事でおもしろい話を知った。完璧主義者であった黒澤明監督のエピソードである。映画『七人の侍』で黒澤さんは野武士の略奪に苦しむ村の人たち全員の戸籍を作ったという。
七人の侍については、それぞれの生い立ちを7冊の大学ノートにびっしり書き込んだという話を知っていたが、村の戸籍の件は初耳であった。
戸籍には各戸の家族構成と名前、年齢が書き込まれ、人口は計101人。村の戸数は23で子どもは28人だという。また、ロケでは家族単位で行動を共にさせたとのこと。
その他大勢を“一緒くた”に扱わず、“それぞれに人格を持たせた”からこそ一段と作品にリアリティーが備わった。
テレビアニメ『サザエさん』の視聴率は、景気と関係があるとの説があったらしい。視聴率が高ければ、日曜の夕方に家でテレビを見ている人が多い。家族で食事に出たりする機会が減れば、個人消費が低迷し景気を押し下げる。
また、景気が悪いから節約のため外出を控え、家族そろってテレビの前に・・ともいえるようだ。
サザエさんの登場人物たちのキャラもはっきりしてとてもわかりやすい。それも人気の秘訣であったと思うが。
身ぶりや表情だけで表現するパントマイムは、(見る側からは)ないものがあるかのように錯覚することもある。
数々の映画作品でパントマイムを披露し、社会を風刺したのは喜劇王・チャップリンである。1940年に制作された代表作の『独裁者』では、ドイツ政権を掌握したヒトラーを風刺。
映画のラストの方では「独裁者はうそをつく」と言い放った。チャップリンが今のロシアを見ていたら、どういうパントマイムでどんなメッセージを送ってくれるのだろうか。
ボブ・ディランの『風に吹かれて』が書かれたのは1962年。60年も前である。
自由を許されるまでに何年、あの人たちはあのままなのか。永久に武器がなくなるまでに何度砲弾が飛び交わなければならないのか。
21歳の時に書いたボブ・ディランの歌詞では、人間の抱える問題はいつ解決するのかと問い、“友よ、答えは風の中だ”と結ぶ。風の中の答えを探し続けるしかない・・と。
この60年、人間は進化どころか後ずさりばかりしているような気がしてならない。
最後の一部分がとても心に響いた。
この60年、人間は進化どころか後ずさりばかりしているような気がしてならない。
便利になればなるほど…、
人間の進化は後ずさりする。
便利になればなるほど…、
人間関係は希釈していくのかもしれない。
(エムP)
★あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。
あなたの誕生日には、
どんな夢叶があったのでしょう…。
★イケてる大人計画
合わせてご覧いただけると幸いです。