★（1年前…）2018年9月26日の夢叶は『島唄がSPEED MUSICで蘇る！』でした。
今夜の東京ドームは熱い！
先日、引退発表をした阿部慎之助選手が、4番捕手としてスタメン出場するのです。
捕手として先発するのは2015年5月31日（楽天戦）以来1580日ぶり。
この粋な計らいに、
「キャッチャーはやっぱり無理だなって姿を見せてやるよ」
と自虐的なコメントで笑みを浮かべる捕手・阿部慎之助。
このメモリアル・ミットにボールを投げ込む先発投手は！？
なんと！9年間クローザーとしてジャイアンツを守り続けて来たスコット・マシソン投手！
二番手は、マウンド上で頭を小突かれたことが語り草になった中大の後輩・澤村拓一投手！
更に、全員ユニホームの袖には『ありがとう慎之助』のロゴを付けてプレーするという熱の入れよう！
これに便乗したのは、敵将・ラミレス監督
「（打者が）一塁に出塁したら全部走らせようかな」
ジャイアンツのクリーンアップを一緒に支えた同志としてニヤリと笑う。
『ありがとう慎之助』
と銘打った一戦。選手、首脳陣、裏方だけでなく、プロ野球ファンに愛された阿部慎之助捕手が大歓声を受けミスター・キャッチャーの姿を披露する。
吾輩も心を大にして叫ぶ！
「最高です！阿部慎之助捕手」
★『引退試合特集！阿部慎之助捕手がジャイアンツに入団できたことが夢叶なのだ！？』
捕手出身選手では野村克也さん氏以来、史上二人目となる通算2000安打、400本塁打を記録した『ミスター・キャッチャー』なんです。
ジャイアンツ・阿部慎之助捕手が誕生したのは、20世紀最後のドラフト会議で、ジャイアンツを逆指名したことではじまった。
ミスタープロ野球・長嶋茂雄さんがジャイアンツがの監督として指名した最後のドラフトだった。
しかし…、
1歩間違えば、阿部慎之助選手は縦じまのユニフォームを着ていたかも知れなかったのです。
2000年。
阿部慎之助さんは、子供の頃から大ファンだった阪神タイガース入りを夢見ていました。憧れだったミスター・タイガース掛布雅之さんを通じ阪神タイガースへ入団したいという意志を伝えていたのです。
ところが…、
当時、阪神タイガースの監督は、名将・野村克也監督だった。正捕手を勝ち取っていたのは、現・阪神タイガース監督の矢野燿大捕手。二番手捕手は、父・野村克也さんから英才教育を受け育った息子の野村克則捕手、三番手以降にも生きの良い捕手が揃っていたため食指を動かすことはありませんでした。
この状況を見逃さなかったがジャイアンツ！
熱意ある交渉続けた結果、中央大学・阿部慎之助選手に、阪神タイガースのライバルである読売ジャイアンツ入りを決断させたのです。
ルーキーイヤーの開幕戦となった21世紀！
奇しくも相手は阪神タイガースでした。
原辰徳ヘッドコーチの強い推薦で長嶋茂雄監督は、8番・捕手として開幕スタメンに起用。早大出身の山倉和博捕手以来、実に23年ぶりの新人捕手の開幕スタメンが実現したのです。
この期待に見事応えたのが阿部慎之助捕手。阪神タイガースのエース星野伸之投手から、プロ初打席、初ヒット、初打点を記録する最高のデビューを飾ると一気にレギュラー捕手に名乗りをあげる。2年目にはベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。その後、ジャイアンツの正捕手として大活躍！2017年に通算2000本安打を放って名球会入り。2019年6月には念願だった通算400本塁打を放ち、ジャイアンツだけでなくプロ野球界のミスターキャッチャーとして愛され続けてきました。
もし…、
阿部慎之助選手は縦じまのユニフォームに袖を通していたならば…、
考えただけでも背筋が凍る…、ジャイアンツにとって恐ろしい結果が待ち受けていたことでしょう。
今夜のメモリアル試合。
阿部慎之助選手の名セリフ
「最高です！」
でお立ち台に立ってほしいですね～。
そして、最高のプレゼンとは！？
阿部慎之助選手の意志を受け継ぐ坂本勇人選手が40号ホームランで花道を飾ること。
吾輩の夢が叶いますように…。
野球小僧に勝利の神様が微笑みますように…。
※参考資料
【2000年ドラフト1巡目】
巨 人：阿部慎之助（中央大）※逆指名
中 日：中里篤史（春日部共栄高）
横 浜：内川聖一（大分工）
ヤクルト：平本学（立命館大）※逆指名
広 島：植松寿一（戸畑高）
阪 神：藤田太陽（川崎製鉄千葉）※逆指名
ダイエー：山村路直（九州共立大）※逆指名
西 武：大沼幸二（プリンスホテル）※逆指名
日本ハム：井場友和（富士重工業）※逆指名
オリックス：内海哲也（敦賀気比高校）※入団拒否
ロッテ ：田中良平（加賀高）
近 鉄：山本省吾（慶応大）※逆指名
※阿部慎之助選手が登場する記事を集めてみました。
（エムP）
★あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。
あなたの誕生日には、どんな夢叶があったのでしょう…。
★イケてる大人計画
合わせてご覧いただけると幸いです。
