★(1年前…)2017年8月23日の夢叶は、『鳥人間コンテストが教えてくれた』でした。
気がつけば…、
夏の全国高校野球選手権大会が終わっていた。
記念すべき第100回大会の決勝戦は、例年以上に盛り上がっていたようだ。
生憎…、
テレビに釘付けになる時間は無かったが、風の便りで盛り上がりぶりが伝わってきた。
史上初!2度目の春夏連覇を目指して戦う『大阪桐蔭』(北大阪)
東北勢初の優勝を目指す『金足農業』(秋田)
秋田県内の学校が決勝に進出するのは、大正4年の第1回大会の秋田中学以来103年ぶり。
予想を超える金足農業の奮闘ぶりが招いた問題。
大阪での滞在費が不足…。
すると、全国から支援金が集まりだした。
その金額、なんと!2億円を超えた。
日本中が熱い視線で見守っていた証。
この視線を最も集めた選手が!?
金足農業のエースの吉田輝星投手。
決勝を前に、
「東北と秋田の夢を背負う」
と宣言した言葉で東北が一つになった。
予選大会からマウンドに立ち続けた男・吉田輝星投手。
しかし、
決勝戦、6回のマウンドには、吉田輝星投手の姿はなかった。
東北勢の悲願達成はお預けとなった。
吉田輝星投手が甲子園のマウンドで投じた球数は、『881球』
甲子園が生んだヒーローの球数が、高野連を揺るがし始めている。
★『熱闘!甲子園。熱投!948球の斎藤佑樹さんがホンネを語る夢叶なのだ!?』
今から12年前の夏の甲子園大会。
2006年夏、早稲田実業(西東京)と駒大苫小牧(南北海道)の甲子園決勝戦。
早実・斎藤佑樹投手、駒大苫小牧・田中将大投手の壮絶な投げ合いは延長15回を戦い抜いても決着がつかず、翌日の再試合までもつれこんだ。
再試合は4対3で早実が制し、24イニングを投げ抜いた斎藤は『ハンカチ王子』と呼ばれ、大フィーバーとなった。
破れた田中将大投手は、この悔しさをバネにして、今は大リーガーとして活躍している。
この時、斎藤佑樹投手が甲子園のマウンドで投じた球数は!?
なんと!『948球』
吉田輝星投手の球数を『67球』上回っていたのだ。
高校球児の球数論争が続いている中、斎藤佑樹投手が自らの想いを語った。
第100回全国高校野球選手権大会で881球を投じ、最後は力尽きた金足農・吉田輝星投手(3年)の「球数問題」論争が収まる気配がない。本紙が21日発行1面で報じた現場サイドの異論・反論の声は、ネットなどで大きな議論を呼ぶなどさらに波紋を広げているのだが、あの男はこの問題についてどう考えているのか。2006年夏の甲子園で、吉田を上回る948球を投じた斎藤佑樹投手(30=日本ハム)が、本紙の直撃に激白した。
――今日は聞きたいことがあって来ました
斎藤:金足農の吉田君の話でしょ(笑い)。
――ズバリそうです。世間では「登板過多」を懸念して球数制限を設けるべきとの意見も出ている
斎藤:うーん…。「球数制限がいい」って考えもあるだろうし「そんなこと考えてられない」って現場の考えもあるはず。そもそも自分には周りが盛り上がっているだけに見えるんですよね。最近は熱中症対策の話題もそうだし「高校野球は危険だ」って感じになっちゃってるのはよくないと思うんです。
――「登板過多」の問題もしかり
斎藤:そうです。結局どうなろうと、投げてる本人が最後に責任を取るわけじゃないですか。もちろん監督もエースに投げてほしい気持ちはあるでしょうけど、強制的に投げさせるなんてことは今の時代、絶対ないはずで、あったとしてもそんな学校は地方大会で負けているはずですから。
――確かに
斎藤:なんだろうなぁ。この議論は絶対答えが出ないと思うんですよ。だからこそ「大人の正義感」のような観点から物を言うべきじゃない。100年も前からある大会ですし、今年を機に一気に変わるような話じゃないですからね。
――球数制限導入賛成派の意見としては「将来性のある子供の選手生命を連投で壊すべきではない」との意見もある
斎藤:それは分かります。プロ入りを目指して臨む選手もいるはずですから。ただ、あくまで僕の場合は、あの試合(駒大苫小牧との決勝戦)がなかったら今の自分はいないわけですから。むしろあそこまで“投げさせてもらった”という気持ちのほうが強いですね。
――もしあの夏、肩が壊れて野球人生が終わっていたとしても後悔はなかったのか
斎藤:ないです。今でもそう思えます。「甲子園で優勝すること」が一番の目標でしたから。「投げ過ぎた」というよりは「投げさせてもらった」という気持ちのほうが強いですね。
――とはいえ、日本高野連も将来的な球数制限導入を検討しているのも事実
斎藤:連盟の方々はよりベターな方向へかじを切ってくれますから。100回もの大会を途絶えることなくここまで運営してきたのがその証拠じゃないですかね。自分も連盟の方々の支えがあってあの球数を投げることができたわけですからね。
――今後気になるのは吉田の進路。大学進学予定との話もあるが、プロからも即戦力として注目を集めている
斎藤:やはり気になりますよね。僕から言えるとしたら、周りの大人の意見に流されずに進路を決めてほしい。僕も(早大に行かずに直接プロ入りしたほうがよかったなど)いろいろと言われたりしますが、大学に進学したことは1%も後悔していません。高卒でプロ入りしていても早くに潰れていた可能性だってあるわけだし、それは誰にも分からないじゃないですか。自分の人生、結局周りの人間は当然責任は取ってくれないわけですから、納得のいく進路を決めてくれるといいですね。
根性論や愛ある体罰が厳禁な時代。
温室栽培で育った選手ばかりが集まったプロ野球がほんとうに面白いのか?
疑問ではあるが…、
自らが『948球』を投げぬいた斎藤佑樹投手のコメントはとても納得できました。
そんなことよりも、
未来ある若者の発言を、
マスコミが視聴率が獲れる!部数が伸びる!という観点で一挙手一投足ニュースとして扱うことに不安を感じる。
伸び伸びした発言に屈託ない笑顔。
いつまでも続きますように…。
(エムP)
素敵な音楽をありがとう!
8月23日生誕・AKIRA
【BEM】(バースディー・イブ・ミュージック)
【BGM-IN】
★あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。
あなたの誕生日には、
どんな夢叶があったのでしょう…。
★イケてる大人計画
合わせてご覧いただけると幸いです。