★(1年前…)2017年7月11日の夢叶は、『重盛さと美プロデュース・ユニットLLS』でした。
久しく出ていなかった右手首の痛みが再発してきた。
ここ数日の原稿量が、右手首の限界を超えたようだ。
仲間の一人が言った。
「早く!ブラインドタッチで打てるようになればいいのに!」
確かに!
ブラインドタッチが上手く出来ない吾輩。
基本的に、
右手中指と左手中指を駆使してキーボードと戦う。
これが右手首を酷使することに繋がり痺れと痛みが伴ってくるのだ。
よし、今度こそブラインドタッチを習得するぞ!
そんな意気込みでこの原稿を打ち始めたら…、
いつもの数倍も時間を要しストレス指数がMAXになった。
いかん、いかん。
心を落ちつかせるべく何か他のことでも考えよう。
そうだ、久しく読んでいなかった『とみいさんのブログ』を覗きに行こう!
すごい、すごい。
心が落ちついただけでなくワクワクしてきたではありませんか。
皆様にもぜひ読んでいただきたい記事が連発していたのです。
★『大切なことを教えてくれる、とみいさんの「日々平安part2」は吾輩の特効薬だった事に気付く夢叶なのだ!?』
▶夢を運ぶ箱が映す時代の変貌
テレビ普及期のはじまりは、スーパーヒーローが次々と生まれた時代だった。
テレビの売れ行きが急増したのは、皇太子(現・天皇)のご成婚パレードがテレビ中継の1959年(昭和34年)4月だといわれる。
この年の6月には、巨人軍の長嶋茂雄選手が天覧試合で、阪神のルーキー村山実投手からサヨナラホームランを放つ。そのお膳立てで、新人の王貞治選手もアーチをかけた。“ONアベック本塁打”の歴史がスタートした試合でもある。
大相撲の納谷幸喜さんが、大鵬と“しこ名”を改めたのもこの年なのだ。テレビの普及とともに、経済成長の中で<巨人・大鵬・卵焼き>の時代が定着した。
夢を運ぶテレビは今も存在する。ただ、ONや大鵬に並ぶ国民的ヒーローはなかなか出ないのが実情か。
スターが輝いていた時代、どこかに夢があったわけではない。猛烈(今は死語?)にコツコツと励んでいた日本人が、“夢”という言葉を輝かせていた時代だったからなのか。
インターネット普及期のスーパーヒーローを考えてみた結果、IT長者が頭に浮かんだ。
お金が全てではありませんよね~。
スーパーヒーローを考えるキッカケを頂きました。
▶ラストに強いあの作家の魅力
教科書に収められていた『走れメロス』の強烈な冒頭
「メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮らしてきた。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。」
この一文は今でも鮮明に覚えている。
この作品を手掛けたのは、言わずと知れた作家・太宰治さん。
ラストの名人といえば太宰治さん。<メロスは激怒した>の書き出しが『走れメロス』である。友情を守ったメロス。暴虐な王をも改悛させ、英雄となった。しかし、夢中で走った自分が裸になっていたことに最後で気づく。
正義を貫き喜びのシーンのはずが、勇者は<ひどく赤面した>となるのだ。
『人間失格』では、主人公の駄目さを書き連ねたあげく、<私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも、・・・神様みたいないい子でした>と、最後はこうなる。
『津軽』の最後は、<さらば読者よ>のあとに<命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬>。なぜかワクワクしてしまう。
とみいさんによると、太宰治さんはラストの名人なんですね。
このブログを読んで、東北出身の吾輩は、猛烈に『津軽』が読みたくなりました。
▶力が湧くのは悲しい歌らしい
学生時代、周りの皆が、ほうきをギターに見立て『クルース』や『キャロル』の物真似をしていた頃…、
誰にも言わなかったが密かに良く聞いていた楽曲は、『オフコース』や『中島みゆき』だった。
その答えにようやく行きつくことができた。
黒澤明監督は映画『醉いどれ天使』で<音と映像の対位法(コントラプンクト)>を試みている。それは、悲しい場面で明るい歌を挿入するという表現方法である。
落ちぶれた主人公が結核に苦しみながら、闇市をさすらう陰鬱な場面に明るい曲の『カッコウワルツ』を流した。そのことで、主人公の惨めさをより強調させている。
それは黒澤さんの実体験でもある。気が滅入ってたまらないとき、街角からクリスマスの明るい音楽が流れて、よけいに落ち込んだという。
数々の名作を残した映画監督で脚本家のビリー・ワイルダーさん。代表作『アパートの鍵貸します』のラストシーンで、主人公がトランプを配りながら「愛している」と打ち明けるが、彼のことを想い始めたヒロインは「黙って配って」・・・と。
自殺未遂から回復したフランが、バドとふたりでカードゲームをしながらぽつりとつぶやいた名台詞!
フラン「どうしてあなたみたいないい人と、わたしは恋できないのかしら…」
名作中の名作。
また、見たくなってきました。
最後に、つい先日アップされた記事!
▶昨日と違う自分を意識すると
吾輩が常々い続けていること…。
<職人になりなさい。職人になれない奴が芸術家になれるわけがない。自分で自分をアーチストと思うな。人が決めること>。作曲家・小林亜星さんが師匠の服部正さんから言われた言葉だ。
<昨日と違う自分を意識すること>。スポーツジムでトレーニングインストラクターが言う。
鍛えたいと思う筋肉を意識していく。人間は意識するかしないで筋肉の発達が変わる。
その前の自分と違うとの意識こそが、(漫然と過ごすことから)変われる。
昨日より今日はもっと×2!素敵。
とみいさんの目のつけどころと文章力に感服した時間でした。
あっ!そう言えば、手首の痛みが和らいでいる。
良薬は、素敵な文章に有り。
ありがとうございます。
とみいさん。
(エムP)
素敵な音楽をありがとう!
7月11日生誕・藤井フミヤ
【BEM】(バースディー・イブ・ミュージック)
【BGM-IN】「TRUE LOVE
★あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。
あなたの誕生日には、
どんな夢叶があったのでしょう…。
★イケてる大人計画
合わせてご覧いただけると幸いです。