★(1年前…)2016年9月18日の夢叶は、『やすだちひろさんとおそ松さんファン』でした。
9月18日(月曜日)
ハッピーマンデー制度で国民の祝日を愉しむことができました。
本来は、
9月15日=敬老の日
として長年親しまれてきた祭日でした。
2003年から『ハッピーマンデー制度』によって毎年9月の第3月曜日が敬老の日となりました。
『ハッピーマンデー制度』
日本において国民祝日(祭日)の一部を、従来の決まっていた固定日から月曜日に移動させた法改正です。
どうして、ハッピーマンデー制度が必要だったのか…。
公務員や中規模以上の企業、学校を中心に週休2日制が浸透したため、
国民祝日(祭日)を月曜日を国民の祝日とする事によって土曜日・日曜日と合わせた3連休にして、余暇を楽しんでもらおう!
その結果、景気対策、経済効果を担えるという目的がありました。
しかし、
エムP的には3連休を愉しむことよりも、
祭日に秘められた大切なことが語られなくなったことが哀しいと思っています。
なぜ?
どうして?
『成人の日』=1月15日
『敬老の日』=9月15日
『体育の日』=10月10日
この日が国民の祝日(祭日)なったの??
いずれも…、
歴史的な経緯によって制定された国民の祝日。
日付由来しているのにも拘わらず…、
毎年、月曜日に移動することで全く所縁の無い日付になってしまった…。
『由緒正しい』が失われていく…。
『情緒』が失われていく…。
伝えるべきことが…、
伝わりにくい世の中になっている気がしてならない…。
人工知能=AIのように、
全てが正確で合理的に処理できることはとても素晴らしいことだとは思いますが…。
このタイミングで、
吾輩が大好きな、
★とみいさんのブログ『日々平安part2』【脳には脳の選ぶ道があるのか?】(2017年9月15日)
で素敵な話が語られています。
用事や旅の遠出で、帰宅してから「しまった!」と思うことがよくある。空き時間に足を少しのばせば、近くに景勝の地や有名な飲食店があったり・・・と。
とはいえ、「しまった!」はすぐに「それでもいいか」に変わる。もう一度そこへ訪れるチャンスが得られたようで、いつ実現するとも知れない再訪の旅を心待ちにできるからである。
人工知能にできない「しまった!」の脳があればこそ、人間は“粋”で“情緒”を楽しめたりできるのではないのか。なんだか、人工知能を“上から目線”で見られるような気がしてくる。
そして、
今年は、9月18日が祝日となった『敬老の日』
とても素敵な時間を過ごすことができました。
★『敬老の日。注文をまちがえる料理店で笑顔と愛と涙に包まれた夢叶なのだ!?』
2017年8月7日に書かせて頂いた記事。
『プレオープンが世界中で話題になった【注文をまちがえる料理店】に参加した夢叶なのだ!?』
★『注文をまちがえる料理店』とは!?
認知症の人達が、『ホールスタッフ』として働くレストラン。
お客様の注文を間違えてしまうこともあるかもしれませんが、
「ありえるかもしれない」
という寛容な気持ちで来店して笑顔で対応してあげましょう。
そんな料理店なんです。
この企画を実現させたメンバーの想い、
「生き生きと働く姿をみて社会が寛容になり、認知症に人が暮らしやすくなれば」
とても素敵なコンセプトですよね。
このコンセプトに賛同して、
ぜひ、自分自身で『注文をまちがえるレストラン』を体験してみたい!
という想いでクラウドファンディングに参加してみました。
吾輩と同じような思いを胸に秘めた方々が次々と支援してくれたお陰で、
『注文をまちがえるレストラン』
の予約は殺到!!
当初予定していた席数を大幅に増やして当日を迎えたようです。
それでは、
★写真で振り返る『注文をまちがえるレストラン』
はじまりはじまりです。
吾輩が予約をした時間は、
9月18日(月)15時30分~
今回の『注文をまちがえるレストラン』の最終予約回でした。
この回は、マスコミ取材も入るということで、カメラを持った方も多数いました。
マスコミが適切な報道をすることで、このような試みが伝わっていくことはとても大切なことだと思いました。
この回のホールスタッフは、
左から、
いがらしさん、いしくらさん、かとうさんの3名でした。
笑顔がステキで、気遣い溢れる姿に心が癒されました。
吾輩たちのテーブルを担当してくれたのは、
山形県出身のかとうさん。
とてもシャイでカワイイらしい方でした。
胡椒一振りして貰うだけでも会話が弾みます。
右/ミス小野小町GPを受賞している女優・風谷南友さん
来春公開予定の映画『おみおくり』に木下葵役で出演している風谷南友さん。
この素敵な企画をぜひ体験したい!という自らの意思で参加。
左/とある飲食店で働く素敵女性。
吾輩の隣に居た彼氏・典彰さんのお誘いで仲良くご来店。
とにかく素晴らしかったことは、
ホールスタッフとして働く認知症の方々の笑顔と気遣いと優しさ。
相席した方々との会話も弾んで笑い声が絶えない素敵時間が流れていきます。
デザートは、羊羹でお馴染みの『とらや』
『注文をまちがえるレストラン』の可愛いロゴが焼き印されていました。
そして…、
コーヒータイムに添えられたのは、素敵な生演奏…。
弾いているのは、みかわさんご夫妻。
お二人のご縁は、音楽の演奏会でした。
チェロを弾くご主人が一緒に伴奏をしてくれるピアニストを探していたところご紹介され、音楽性がバッチリ合って!そのまま結婚したそうです。
音楽が結んだ縁…。
一緒にたくさんの思い出を重ねてきたのですが…、
数年前、
奥様が若年性の認知症を患ってしまったのです。
認知症が進むにつれて楽譜が読めなくなり、鍵盤の位置もわからなくなってくるとピアノが演奏できなくなったしまったのです。
大好きなピアノが思うように弾けない。
この大きな出来事により徐々に、自信を失いふさぎこんでいった奥様。
なんとか、元の明るくて笑顔の絶えない奥様に戻って欲しい!
そんな願いを込めて掛けた言葉は!?
「もう1度!一緒に演奏しよう」
基準となる『ド』の位置に鍵盤シールを貼って1音目の場所を目で確認する。
1曲に絞り込んでご主人が演奏するチェロリズムを体中にしみ込ませる。
様々な工夫と練習を得て、
バッハの『プレリュード』を一緒に演奏できるようになったのです。
この日のお披露目。
幾度となく、演奏に詰まってしまう奥様…。
その都度、優しく声を掛けるご主人。
「もう一度、最初からやってみる…」
小さく頷く奥様。
一度躓くと、もう一度最初から弾き直さないとわからなくなってしまうようです。
諦めず大好きな鍵盤と向き合って、最後まで完奏した瞬間!!
会場中に大きな拍手が鳴り響くだけでなく感動の涙が溢れていたのです。
『注文をまちがえる飲食店』のエンディングを飾るにふさわしい素敵な演奏。
こんな素敵な体験をいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
▼▼▼みかわ夫妻の演奏を録音させて頂きました。暖かい音楽をお楽しみください。
『注文をまちがえるレストラン』が教えてくれたこと。
認知症のなると、
不安が芽生え、自信を失います。
生きる望み失せてきます。
でも、
話せる…、
笑顔になれる…、
必要とされる…、
自信が芽生える…、
そんな素敵な場所を創ることができれば、
改めて輝きを増していくのですね。
人に親切になれる。
とても…、素敵な空間。
『注文をまちがえるレストラン』
敬老の日に体験した素敵時間。
また、足を運べる機会がありますように…。
▼▼▼医療ジャーナリストの市川衛さんが詳しくリポートしています。
気になった方は合わせてご覧になてみてください。
(エムP)
『いのちの理由』
私が…、
父が…、
母が…、
姉が…、
兄が…、
弟が…、
妹が…、
彼が…、
彼女が…、
わんちゃんが…、
ねこちゃんが…、
みんなが…、
生れてきた理由は…、
みんなに出会うため…、
しあわせになるため…。
【BEM】(バースディー・イブ・ミュージック)
【BGM-IN】「いのちの理由」(さだまさし)youtu.be
★あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。
あなたの誕生日には、
どんな夢叶があったのでしょう…。
★イケてる大人計画
合わせてご覧いただけると幸いです。