エムPの昨日夢叶(ゆめかな)

MPTV staff blog

『愛と感謝…。』『創造と感動…。』2016年11月末日をもって、モデルプレスTVの放送は終了しました。モデルプレスTV by ひかりTV4Kを応援頂き誠に誠にありがとうございました。ご意見!ご感想は!『dream@waja.gift』にお送りください!!

【エムPの昨日夢叶(ゆめかな)】第467回 『大ヒット映画「武士の家計簿」「殿、利息でござる」の原作者・磯田道史が映画「花戦さ」を絶賛している理由を知った夢叶なのだ!?』 [5月26日]

★(1年前…)2016年5月27日の夢叶は、

広島市民いや、日本国民そして、オバマ前大統領』でした。

 

 

在任中に米国大統領が広島・平和記念公園に訪問する歴史的な出来事がありました。

とても有意義なことだったと思っています。

 

吾輩を含め戦争を知らない世代が大半を占めるようになった日本…。

 

世界唯一の被爆国として、戦争の悲劇、核戦争の脅威を伝えていくことは日本の使命だと考えている吾輩。

 

そう意味でも…、

 

昨年、

興行収入250億円!!

記録的大ヒットを飛ばしたアニメーション映画、

★君の名は…。

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この大ヒットアニメを退けて、

・第40回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞

・第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位

他、数々の映画祭を総なめにしたアニメショーン映画と言えば!?

この世界の片隅に

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「この映画が見たい!」

という3,374名の支援者の想いがクラウドファンディングと言う形で

39,121,920円の資金を集め産声をあげ…、

 

この想いを受け止めたSTAFF&CASTの、

長く、深く、多くの人の心に火を灯し続ける映画にするんだという強い作品愛が溢れて完成した!

映画『この世界の片隅に

が注目され!評価されたことはとても喜ばしいことだと思っています。

 

・日本中の想いが結集!

・100年先も伝えたい!

 

この世界の片隅に

が語りかけてくる戦争の意味。戦争の重さと想い。

 

実際に映画を観たひとたちが!!

一人でも多くの人に見て欲しいと感じままに口承伝承したことがキッカケとなり、

小規模公開された映画が全国に飛び火しただけでなくロングラン上映に漕ぎつけていったのです。

 

「ん~~~、実に素晴らしい!!」

 

この映画を通じて出会った数々の言葉…。

 

・工廠(こうしょう)

軍直属の軍需工場。兵器・弾薬などを製造した。

 

・女子挺身隊(じょしていしんたい)

戦地に行った男性の代わりに、労働力として動員された女性たちのこと。昭和18年頃から各地で結成され、未婚・非学生・非就職者の女性が軍需工場などで働いていた。

 

・千人針(せんにんばり)

武運長久を願って出征する兵士に贈られた、女性千人が一針ずつ糸を通し結びこぶをつけた布。これを身につけると弾に当たらないと言われていた。

「虎は千里行って千里帰る」

ことから、寅年生まれの女性は年齢の数だけ刺してもよいとされていた。

 

・入湯上陸(にゅうとうじょうりく)

軍艦の乗員は、艦が港に停泊中は数日ごとに外泊が許可されていた。

 

・明細塗粧(めいさいとしょう)

敵の標的にならないように白壁を黒く塗ってカモフラージュしていた。デパートや民間の住宅までもが迷彩塗粧を施した。

 

・隣保班(りんぽはん)

1940(昭和15)年につくられた地域組織。隣組ともいう。連帯責任制のもと、常会を開いて回覧板を回し、政府の通達や生活必需品の配給などを行っていた。

 

・伝単(でんたん)

米軍が空からまいた宣伝ビラ。爆撃の予告や、日本軍が各地で負けたことを知らせたり、降伏を呼びかけたりした。伝単を拾った場合は、読まずに届け出なければいけなかった。

 

読み仮名からその意味に渡るまでが深く心に突き刺さっています。

 

 

100年先まで伝えたい!!

STAFFの想いがいっぱい詰まった…。

CASTが本気で競演した…。

だから…、

見るべき映画、

伝えるべき映画、

として熟成していく…。

 

そんな、映画がまた産声をあげています。

 

★『大ヒット映画「武士の家計簿」「殿、利息でござる」の原作者・磯田道史映画「花戦さ」を絶賛している理由を知った夢叶なのだ!?』

 

歴史学者磯田道史さん

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大ヒット映画

武士の家計簿

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殿、利息でござる!

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などの原作者としてもおなじみ、歴史学者磯田道史(いそだみちふさ)さん。

 

2017年1月22日

窪田等さんのナレーションでお馴染みの

★『情熱大陸』(TBS)

 

に出演していました。

 

磯田道史さんが出演を果たした放送回のインパクト!

それは!それは!!凄まじかったんですから~。

少しだけ振り返ってみましょう。

 

子供の頃…、

・ひらがなが書けない

・数字は書かない

 

だから…、

・九九も覚えない

 

という

磯田道史流!三ナイ運動

があったかと思えば!?

 

・カレーを食べた時の福神漬けが気になり、製造した会社の住所を、今でも番地までハッキリと記憶している!

 

他、

興味の有る!無し!で記憶の扉が分類されている!!

ようなんです。

 

成人してからのエピソードも桁外れ。

 

歴史好きが講じて、

遺跡や歴史上の文化遺産がある古都京都が拠点の、

京都府立大学文学部史学科に進学

その後、まだまだ歴史を知りたい欲求が収まらなかった磯田道史さん!!

なんと!?

慶應義塾大学文学部史学科に再進学

2002年同大学院文学研究科博士課程を取得していくのです。

 

この時期に大事件が起きました!!

・緊急搬送された➡『三度の飯より歴史本の乱』

慶應義塾大学の図書館の蔵書は、京都府立大学よりも桁違いに多かった。

大好きな歴史書を目の前にした時…、

いち早く!全部~読みたくて!読みたくて!しょうがなかった磯田道史さん。

食事も食べずに集中して本を読み続けたというのです。

その結果…、

意識を失い倒れ!!救急車で病院に搬送されてしまったという事件が発生したのです。

 

夢中になるのもいいですが程々に。

 

こんな面白いエピソードをたくさん持ち得る、磯田道史さんが、

★気になるニュースは分かりやすく『THE PAGE』

で夢中になってしまった映画を発表したのです。

 

磯田道史流!歴史の重要性を説く!

歴史を学ぶことは、人間をほかの生き物と大きく分けるものなんだと思います。歴史は、違う時間や空間を生きた人間の体験を、自分の体験に活かすきっかけになるもの。自分の体験だけで判断すると、本能や情動に支配されやすく、不幸な過ちを犯しがちです。僕は、知恵の本体は歴史に宿り、歴史を知ることは、人の心をとらわれないものにし、広く解き放ってくれると思っています。

 

磯田道史流!自分の仕事のゴールとは!

 

表現としての“映画”が素晴らしいのは、言語や文化背景が違えど、映画になったその歴史的体験を人類間で共有できるからなんです。一般的に歴史家の仕事とは、古文書を見つけ、解読することですが、

僕の場合、自分の仕事が終わったと感じるのは、書いたものが映画になり、それを国際線の飛行機の中で見たときなんですね。

僕は大きな野望を持っているので(笑)

活字にするのは

“国際線の飛行機の中で見て欲しい”

歴史上の人物や出来事なんです。だから、まずは映画になるのが嬉しい。『無私の日本人』(映画『殿、利息でござる』の原作)は、書いているときから映像化されるだろうと思っていました。

 

歴史学者としてゴールを、

『国際線の飛行機の中で見て欲しい!映画作品にする!』

 

映画に対してこんなにも拘りを持っていたなんて…、

 

そんなお方が!?

磯田道史流!“人類共通の体験にしてほしいと思う映画”は『花戦さ』と断言した理由とは!?

 『花戦さ』で描かれる戦国時代は、当初は誰しもが天下人になれるかもしれない状態であり、“暴力”が拡散していました。

その暴力が集中統合されるのは信長、秀吉ら天下人が現れる時代。戦乱は収束し、暮らしも安定しはじめたはずです。そうなってくると怖いのは、集中統合された暴力が自分の頭に降ってくること。天下人の持つ暴力は絶大なものでしたから。例えば秀吉は、朝鮮出兵の際に人口1200万人くらいの当時の日本から、な、な、なんと48万人を動員し、10万丁単位の火縄銃をコントロールしています。そのくらい彼は力を持っていた。その上、言論統制まで始めたりするわけですよ。これは当時の人にとって、生活が安定する一方で、大きな恐怖だったわけです。

 

 現在はどうかというと、戦後70年も経ち、もうないかと思ったら、いまだ核や生物化学兵器の恐怖にさらされています。集中統合された暴力の恐怖から、まだ解放されていないわけです。これまでの戦国時代を描いたドラマは、そんな集中統合した権力を握る天下人の立場から描かれていたものばかりでした。

しかしどんな時代でも、普通に暮らす人たちは生きたいと思っているし、自然の美しさを愛しているわけですよ。この人たちから見た戦国時代を描く映画ができないものかと、僕はずっと思っていました。『花戦さ』はそれを実現させた作品だったわけです。

 

 米国出身の日本文学者、ドナルド・キーンさんが以前、

「日本人はわかりません。花を愛し、自然の美を愛し、源氏物語のような絢爛たる美を愛する一方で、神風連の乱のようにいきなり人を襲って、刀で輪切りにするような残虐性や野蛮性を見せつける。日本人の二面性に戸惑う」

とおっしゃったのを思い出します。これはずっと僕をとらえている問題で、この映画にもあるように

殺す戦国がある一方で生かす戦国もあった。

明日、殺されるかもしれないから、一瞬の自然の美を強く愛すということでもあるんでしょう。一瞬の時を大事して茶室で一杯のお茶を味わうのも、花の美を愛でるのも死が横にあるから。『花戦さ』は、冒頭でも死と隣り合わせの社会の中で、儚い花の美を愛でるというテーマを描きますよね。殺す戦国もあれば、生かす戦国もあったというテーマを打ち出した。この点でとてもよく意図が描けている映画だと思いました。

 

▼▼▼まだまだ!磯田道史さんの素敵なコメントが満載!全文はこちらでチェックすべし▼▼▼

 

歴史学者故、こんな視点で映画『花戦さ』を評する磯田道史さん。

 

さすが、

偉人中の偉人、ノーベル物理学賞を受賞されている天才科学者・アルベルト・アインシュタイン博士に考え方が似ているのでは!?と言われるだけのことはありますよね。

 

「ん~~~、実に素晴らしい!!」

 

映画『花戦さ

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吾輩は、既に試写会で見ているのですが、

6月3日に公開されたら、もう一度

“人類共通の体験にしてほしいと思う映画”

を体感したいと思います。

 

吾輩は、映画人なので!

 

『国際線の飛行機の中で見る』

ではなく…、

 

『映画館の大スクリーンで見る』

に拘っているので…。

 

映画鑑賞まで、『あと!7日』

 

待ち遠しい~~~。

 

 

(エムP)

 

 

大空を羽ばたく飛行機。

大勢の命を運ぶ飛行機。

管制塔の指示があるから安心して安全に離着陸できる。

 

銀幕で輝く映画。

“国際線の飛行機の中で見て欲しい”映画。

歴史学者が断言するから安心して感動できるに違いない。

 

【BEM】(バースディー・イブ・ミュージック)

【BGM-IN】「管制塔」(Galileo Galilei

youtu.be

 

あなたが、この世に誕生したことが夢叶だった。

あなたの生誕日には、

どんな夢叶があったのでしょう…。

 

★イケてる大人計画

合わせてご覧いただけると幸いです。