「人がやらないことを」
をモットーに、研究を続けてきた東京工業大栄誉教授・大隅良典さん。
誰も取り組んでいなかった細胞内のオートファジー(自食作用)の研究成果が認められ
ノーベル医学生理学賞を受賞しました。
すでにたくさん報道されていますから…、
今更、私が声を高らかに言う必要は無いかも知れませんが…
少しだけ語らせてください。
とても素敵な記者会見の様子を…。
記者会見が教えてくれた!大隅良典&萬里子夫婦、二人三脚の姿に神様が微笑む夢叶なのだ!?
3日に受賞の報を受けて以来、
祝杯を挙げる時間すらない忙しさを、
「まったく飲んでいません。オートファジー状態。飢餓状態」
と受賞につながった仕組みを用いたジョークで報道陣を笑顔に包んだ大隅良典さん。
そんな、大隅良典さんを陰ながら支えてきた
『内助の功』
妻・萬里子さんの素晴らしさを随所に感じられる二人揃っての記者会見が、
受賞決定から一夜明けた4日に行われました。
大隅良典さんから
「四十数年の付き合いで、いろんな意味で支えてくれた」
と感謝のコメントが飛び出した二人の関係を紐解いていくと!
♥出会いは?
東大大学院の同じ研究室で、先輩後輩という間柄で出会った二人。
この時の出会いを
「運命の出会い」
と表した大隅良典さん。
運命の出会いと人前で話せるなんてとっても素敵ですよね!
その後、
運命で導かれた二人は一気に学生結婚へと発展していったのです。
♥13年間も離れて暮らしていた?
2人は13年間も離れて暮らしていました。
「洗濯物がたまりにたまって掃除もしない。すごい生活をしていた」
と語る大隅良典さんに対して、
「部屋はめちゃめちゃだったけど、研究環境は素晴らしく幸せそうだった」
と微笑む萬里子さん。妻としての懐の大きさを感じた一幕でした。
♥妻から見た、大隅良典さんとは?
長年連れ添ってきた夫・良典さんを
「穏やかでニコニコしているので一緒にいて心が落ち着く。いい加減なのが『良い加減』だと思うようにしている」
こんなにも素敵な言葉で表現。
とても素敵な夫婦でしょ!
お互いが信頼を寄せる『夫婦の鏡』であると思いました。
こんなにも仲良し二人ですが、
今回のノーベル賞受賞を受けてから、二人が顔を合わすのはこの記者会見場が初だったんです。
♥ネクタイが代わった?
2日の記者会見で大隅良典さんがしていた
ネクタイの色は『えんじ色』でした。
しかし、昨日の夫婦揃い踏みの記者会見では、スーツは昨日と同じグレでしたが、
ネクタイの色が『青色』に!!!
せめてネクタイだけでも代えたほうがいいのでは!?という萬里子さんの気遣いだったのです。
それでは、最後の締めに入ります。
大隅萬里子さんの素晴らしさをここで解明してみせます。
♥妻・萬里子さんの魔法の言葉!?
「夫は私をだましたり、からかったりする。ノーベル賞と言われて、うそかなと思ったが本当で。心底驚いた」
と大隅良典さんから受賞決定を電話で伝えられたときの様子を語った萬里子さん。
実は、ここがポイントなんです。
萬里子さんが、今回のノベール賞受賞の報をを受けたときに返した言葉は?
「ほんとうですか?」
「うそでしょう?」
ではなく
「ほんとうですか?」
「夫は私をだましたり、からかったりする。ノーベル賞と言われて、うそかなと思ったが本当で。心底驚いた」
嘘かな?=冗談かな?
と捉えていたにも拘わらず…、
「ほんとうですか?」
と返しているのです。
吾輩も経験があります。
目標を達成した時!
仕事が成功した時!
身近なところでは、
変わった人と出会った時!
仲間からサプライズを受けた時!
様々なシュチュエーションで
相手から受ける言葉に!?
「ほんと~!?」
「うそ~!?」
のという2択があるんですが…、
相手を伸ばす『魔法の言葉』が、
「ほんとう~!?」
なのです。
長年連れ添う相手からは、
「うそ~!?」
ではなく、
「ほんとう~!?」
という言葉を掛けてくれる相手を選びましょうね。
こんな素敵なお二人の記者会見で、吾輩のこころは満たされました。
神様も幸せな二人を見て、
多くのひとたちに幸せを再認識してもらいたい願い微笑んだのかもしれません。
素敵なプレゼントをありがとうございます。
(エムP)
この曲を聞いたら、なぜか???
涙が零れてきました…。
不思議だなぁ~~。