エムPの昨日夢叶(ゆめかな)

MPTV staff blog

『愛と感謝…。』『創造と感動…。』2016年11月末日をもって、モデルプレスTVの放送は終了しました。モデルプレスTV by ひかりTV4Kを応援頂き誠に誠にありがとうございました。ご意見!ご感想は!『dream@waja.gift』にお送りください!!

【エムPの昨日夢叶(ゆめかな)】第189回「実力と研究と匠の技と運が味方して、銀メダル獲得!陸上男子400メートルが夢叶なのだ!?」 [8月20日]

陸上男子400メートルリレーの決勝。

 

トラックに現れた日本選手は、予選で従来の日本記録38秒03をを塗り替え、

37秒68を叩きだした

 

山県亮太(24)=セイコーホールディングス

飯塚翔太(25)=ミズノ、

桐生祥秀(20)=東洋大

ケンブリッジ飛鳥(23)=ドーム、

 

の4人。

 

刀を抜く『侍ポーズ』が今ひとつ様になっていませんでしたが、

笑顔で楽しんでいる様子が伺えました。

 

 

実力と研究と匠の技と運が味方して、銀メダル獲得!陸上男子400メートルが夢叶なのだ!?

 

 

【実力】

日本の五輪史上最強ともいえるカルテットの100メートル自己ベストは!

桐生祥秀さん=10秒01、

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山県亮太さん=10秒05、

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ケンブリッジ飛鳥さん=10秒10、

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飯塚翔太さん=10秒22、

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日本人初の9秒台に最も近い4人が集結して臨んだ。

 

男子100メートルに挑戦したのは、自己ベスト記録、上位3名の保持者。

惜しくも、決勝へ進むことはできなったが、その悔しさを400メートルリレーにぶつけた結果!

予選を全体2番目のタイムとなる37秒68の日本新記録で突破した実力に注目してみましょう。

 

 

【研究】

一般的に400mリレーでは、

直線走路でスピードを最大限に生かすため、

直線を走る第2、第4走者にエース級を配置することが多い。

 

今回の日本カルテットであれば100mの持ちタイムが早い、

桐生祥秀さんと山県亮太さんの2人が第2、第4走者を走るのが順当。

 

しかし、

実際には飯塚翔太さんとケンブリッジ飛鳥さんがエース区間を任された。

 

その理由を吾輩的に解説しよう!

 

第一走者=山県亮太さんは、スタートダッシュが真骨頂!

スタートなら俺に任せろ!!

 

第二走者=飯塚翔太さんは、助走をつけた加速性がウリ!

加速してからのスピードは負けないぜ!!

 

第三走者=桐生祥秀さん、柔軟性ある走り方でトラックを制覇!

巧みなコーナリング技術をみせてやる!!

 

第四走者=ケンブリッジ飛鳥、直線を飛ぶ鳥のように疾走!

ボルトの背中以外は見る気はないぜ!!

 

いかかでしょうか?

ご満足いただけましたか??

 

 

【匠の技】

今回のリオ五輪

刀を抜く『侍ポーズ』に時間を注ぐより、日本はバトンパスを徹底的に拘った。

 

通常は手を伸ばし、上から振り下ろして渡すオーバーハンドパスを採用する。

オーバーハンドのメリットは、

利得距離=腕の長さを最大限に利用し、走らなくてすむ距離が増えること

ほんのわずかな距離ではあるが100分の1秒を争う陸上競技では大きなメリットなのだ。

 

しかし…、

日本は、真逆の下からバトンを差し上げるアンダーハンドパスを採用。

オーバーハンドのように利得距離は稼げないが、渡す側と受ける側の双方がフォームを乱さず走ることでタイムアップを狙った。

 

さらに、利得距離も稼げるように、受ける側の腕が後ろに伸びた際に手渡す形に改良したのだ。

 

良いことづくめに見えるこの方法!?

二人の呼吸がきっちりと合えばスピードは乗るが、高度な技術が必要でバトンミスというリスクは格段に増えていく。

 

だが、日本のバトンパス『匠』の域にむかっていた。

 

 

【運】

各々がどの国の選手よりも練習したという自負。

アンダーバトンパスが匠の技の領域まで達したという自信。

失敗を恐れず!メダル奪取に向かって勝負に出た日本!!

矜持の心を持って臨んだ侍4人衆!!!

 

この誇りをもった侍たちに

『トラックの神様』が微笑んだ。

 

『陸上の神様』

が住み着いているウサイン・ボルト(ジャマイカ)の後塵を浴びたとはいえ、

 

アメリカ、カナダ、中国という強豪に背中を見せたままゴール!!!

 

北京大会の同リレー以来2度目のメダル奪取!!!

という夢を叶えたのだ。

 

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更に!

陸上トラック種目で日本男子にとって過去最高の銀メダルを獲得!!!

 

更に!更に!

予選で中国がマークしたばかりの37秒82のアジア新記録を塗り替える!

37秒60

という快挙も同時に達成したのです。

 

 

さて、ここで

『モデルプレスTV クイズ』

 

Q/

モデルプレスTV出演者で、この陸上男子400メートルリレー銀メダル獲得という快挙を誰よりも歓喜したCASTは誰でしょう???

 

A/

答えは…、

キャスターの高橋麻美さん。

ご自身が陸上競技をしていた経験の持ち主。

リオ五輪開幕前から、陸上男子400メートルリレーのメダル獲得を予想していました。

 

奇しくも、銀メダルを獲得した日は高橋キャスターの生放送日。

 

マシンガントークと声の大きさがウリの高橋キャスター!!!

銀メダル獲得の報に誰よりも大きな声で歓喜し!

大興奮のまま生放送に突入したのは言うまでもない。

 

興奮冷めやらぬ高橋キャスターの生放送はご覧いただけましたかね??

 

www.mptv.gift

 

 

毎日、毎日、感動をありがとう~~。

各国の代表選手!!!

 

(エムP)

 

この曲がぴったりはまりました!

 

【BGM-IN】「Hero」(安室奈美恵

www.youtube.com