エムPの昨日夢叶(ゆめかな)

MPTV staff blog

『愛と感謝…。』『創造と感動…。』2016年11月末日をもって、モデルプレスTVの放送は終了しました。モデルプレスTV by ひかりTV4Kを応援頂き誠に誠にありがとうございました。ご意見!ご感想は!『dream@waja.gift』にお送りください!!

【エムPの昨日夢叶(ゆめかな)】第180回「アジア初の快挙!!カヌー競技・羽根田卓也、父・邦彦との約束を10年越しで果たす夢叶なのだ!?」 [8月11日]

2日間、我慢したので書かせていただきます。

リオ五輪で次々と夢叶が生れては、

素晴らしい感動秘話が披露されています。

 

アジア初の快挙!!カヌー競技・羽根田卓也、父・邦彦との約束を10年越しで果たす夢叶なのだ!?

f:id:mptvstaff:20160811174203j:plain

カヌーでアジア初の銅メダリスト誕生という快挙を達成したのは、

羽根田卓也さん

 

子ども頃は器械体操に興味を覚え抜群の運動神経を披露していました。

 

しかし、

 

羽根田卓也さんにとって大きな試練がやってくるのです。

 

9歳になると、
カヌー選手である父・羽根田邦彦さんと既にカヌーをしている兄の影響もあって、半ば強制的にカヌースラロームをするようになります。

 

元々抜群の運動神経を誇っていた羽根田卓也さん!

あっという間に、ジュニア日本選手権で優勝!

父・羽根田邦彦さんの夢を叶えます。

f:id:mptvstaff:20160811174309j:plain

しかし…、

 

中学三年になって初めて挑んだ世界選手権!

 

結果は42位と惨敗。

 

この挫折が、羽根田卓也さんの人生を大きく代えるの転機となるのです。

 

嫌々ながらもやっていたカヌーを
人生をかけて挑戦する価値のあるものだと考えるようになったのです。

 

そして、本当に本気で!!

五輪で!

カヌー競技で!

メダルを獲りたい!

という想いが募っていったのです。

 

高校を卒業すると

カヌー競技が成熟していない日本には人口コースが1つもなく

このままでは世界レベルには到達できないと考え、

カヌー強豪国であるスロバキアに単身留学を切望します。

 

その時、父である羽根田邦彦さんに書いた手紙の内容の1部が

 

「お父さんの首にメダルをかけてあげたいので留学をさせて欲しい!」

 

自らが巻き込んだ卓也さんのカヌー人生!!

父・邦彦さんは首を縦に振るしかありませんでした。

 

この強い想いを胸に秘め!

スロバキアの首都のブラチスラバのコメニウス大学に入学。

カヌーにすべてを捧げる人生がスタートした。

 

それから10年余り。

お酒を口にすることもなく、全てをカヌー競技に捧げストイックな姿勢を貫き、

ようやく世界レベルのテクニックを身に着け臨んだリオ五輪

悲願だった銅メダルを獲得すると

 

「予選を含めて、自分を褒めてあげたいくらいのレースができた」

 

と語り、競技人生で初めて頬をつたわったのは、最高の嬉し涙だった。

 

10年越しの約束を守った羽根田卓也さんの父への言葉

「父の苦労の方が大きかったと思う。早くこのメダルを首にかけてあげたい」

 

と感謝の思いを口にした。

「きょうだけは祝杯を挙げたくないですか?」

 

と質問されると

「いや、それはない」

 

ときっぱり答えた後に、少し考えてから

「一杯くらいは、おやじに付き合ってあげようかな」

 

と改めた。

 

この言葉を聞いた父・邦彦さんがとても羨ましい~~~~

 

と思ったひとたちがたくさんいたこでしょう。

1年ぶりに日本の地に戻る卓也さんがしたいことは!

「浴衣を着て夏祭りにいきたい~」

 

束の間休息を十分楽しんでくださいね。

そして、4年後の東京五輪での活躍も楽しみにしています。

 

 

そして、

もう1つ感動したお話を!!

 

ロンドン五輪金メダリストの内村航平さんが、

リオ五輪・体操男子個人総合で6種目合計92・365点で見事逆転金メダルを獲得!

44年ぶり史上4人目の連覇を達成した。

 

最終競技の鉄棒まで【0.901点】差で1位を死守してきたのは

ウクライナのオレグ・ベルニャエフ選手。

完璧な演技を見せた内村選手が起こした!

奇跡の大逆転劇!

その差は、【0.099点】差だった。

 

 

そして、感動の渦の中で行われたメダリスト会見。

世界大会8連覇の内村康平さんに対して耳を塞ぎたくなる質問飛び出した!

「あなたは審判に好かれているんじゃないですか?」

 

f:id:mptvstaff:20160811174408j:plain

内村選手は表情1つ変えず

「まったくそんなことは思ってない。みなさん公平にジャッジをしてもらっている」

 

と答えると、

f:id:mptvstaff:20160811174543j:plain

 

この質問に怒りを露わにしたのは、誰であろうベルニャエフ選手だった。

「審判も個人のフィーリングは持っているだろうが、スコアに対してはフェアで神聖なもの。航平さんはキャリアの中でいつも高い得点をとっている。それは無駄な質問だ」

 

と強く語り

「航平さんを一生懸命追っているが簡単じゃない。この伝説の人間と一緒に競い合えていることが嬉しい。世界で1番クールな人間だよ」

 

と続けると、

銅メダルを獲得したイギリスのマックス・ウィットロック選手からも内村選手への賛辞が、

「大変素晴らしい。彼は皆のお手本です。今日の最後の鉄棒は言葉がない。クレイジーとしかいえない」

f:id:mptvstaff:20160811174623j:plain

体操競技の頂点を目指して競い合った3人の会見。

戦ったものにしかわからない友情を強く感じた一コマに

吾輩の頬を涙が伝わったのは言うまでもない。

 

(エムP)

 

ステキな一コマに何度も遭遇する五輪。

自分の為だけでなく…、

大切なひとの為に…、

だから、諦めない…。

これも大きな原動力なんです。

 

【BGM-IN】「RPG」(SEKAI NO OWARI)

www.youtube.com