2日続けてリオ五輪の話題は避けようと思っていたのですが…、
とても素敵な夢叶なので…、
書かせていただきました。
三宅宏実、バーベルを抱き寄せ!なでなで~。その瞬間!父・義行の悲願達成で夢叶なのだ!?
アテネ、北京で果たせなかった、メダル獲得の夢!
3大会目となる2012年ロンドン五輪で
スナッチ87キロ、
ジャーク110キロ、
トータル197キロを上げ日本女子重量挙げにとって初のメダル獲得!その胸に輝いた銀色のメダルに胸を張った三宅宏実さん。
そして、
1968年開催、メキシコ五輪銅メダリストである父・義行さんと一緒につかんだ日本五輪史上初の父娘メダルでもあった。
しかし、ここから三宅父娘の苦闘がはじまった。
北京五輪で銀メダル獲得以降、思ったように記録が伸びない。
更に、
2014年末には腰痛を発症、練習ができない日々をはじめて経験。
『引退』
という二文字が頭を過ぎった!!
でも、
大好きな『重量上げ』
「やっぱり、やれるんじゃないか。きっといつか調子が上がるんじゃないか」
という望みを信じ、じっと待ち続け2015年11月に見事復活!!
スナッチ85キロ、
ジャーク108キロを上げ、
ロンドン五輪以来の国際舞台の表彰台に返り咲いたのです。
しかし、再び腰や膝を故障し満身創痍(そうい)の状態が襲う。
そんな中、
リオ五輪本番がやってきてしまった。
痛み止めの注射を打って競技に臨んだのははじめて!
でも、バーベルに神様が宿り!
メダルをかけ再び臨んだジャーク3本目の107キロ
「失敗したら日本に帰れないと思って集中して挙げた」
そして、見事成功!!
スナッチ81キロ
ジャーク107キロ
トータル188キロで
逆転の銅メダルを獲得、日本女子初となる2大会連続メダルの偉業を成し遂げました。
満面の笑みを浮かべた三宅宏実さんは
何度も跳びはね、最後はいとおしそうにバーベルを優しくなでたのがとても印象的だった。
「最後まで諦めず、自分を信じてできた。素直にうれしい。バーベルをハグして“ありがとう”って言うのが夢の一つだった」
そして、誰よりもこのメダル獲得を喜んだのは父である三宅義行監督であろう。
娘である宏実さんが、重量上げをしたいと言ったときに『猛反対』していたのだ。
理由は至極当たり前。
自身が重量上げのメダリスト。
バーベルと本気で向き合うことが、どれだけ体に影響を及ぼすかを誰よりも知っていたから。
その反対を押し切ってスタートした三宅宏実さんの重量挙げLIFE。
やるからには、
親を超えて欲しいという想いと
重量挙げというスポーツをメジャーにしたいという夢を
娘・宏実さん2個目のメダル獲得で達成
「ロンドンで言ったんだ。1回目はまぐれだよ、2回獲って初めてメジャーの仲間入りができるよってね。目標が達成できて良かった」
と娘を称賛した。
その隣で、涙を流しながら聞き入っていった三宅宏実さんの姿に感動したことは言うまでもありません。
まだまだ、2日目のリオ五輪。
感動の瞬間はLIVEで観たいですよね。
という事で
LIVEでお届け!
『モデルプレスTV』
感動をお届けできるように頑張ります。
(エムP)
実は、五輪をテーマにしたMVなんです。
【BGMーIN】「Ready Set Go」